【Shopify Editions|2025年夏】AIアシスタント「Sidekick」で業務効率化を実現!
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目次
1. はじめに
Shopify Editions 2025年夏より、これまで英語圏のマーチャントのみで提供されていたAIアシスタント「Sidekick」が英語圏以外のストアでも使用可能となりました!
Sidekickを活用すれば、売上レポート分析・商品登録・ブログ作成などの時間がかかる作業を効率化できます。 この記事では、Sidekickの機能紹介と、実務に役立つ活用例をわかりやすく解説します。
対象読者
・ShopifyでEC運営を行っている方
・作業効率化や業務の自動化を進めたいEC担当者
・Sidekickの活用方法を実践ベースで知りたい方
読了目安時間
約10
2. Sidekickとは?
Sidekickは、Shopifyが提供するAIアシスタント機能です。
簡単な指示を与えるだけで、日常業務の効率化をサポートしてくれます。
Sidekickは、音声入力やShopifyモバイルアプリの操作にも対応しています。
代表的な機能には以下のようなものが上げられます。
・高度なデータ分析
・標準レポートでは見えない詳細な売上・顧客分析のレポートを生成
・コンテンツ作成の自動化
・商品ページ、コレクション、ブログ記事を自動作成
・SEO最適化されたコンテンツを瞬時に生成
・顧客セグメンテーション
・購買行動に基づく顧客グループを自動作成
・画像・ビジュアル生成
・ブランドに合わせたビジュアルコンテンツ作成
Sidekickは「提案・分析・入力補助」を担当し、保存や公開といった最終操作はマーチャントが行う設計です。
3. Sidekickの使い方
使い方は非常にシンプルです。
1.Shopify管理画面の右上のSidekickのアイコンをクリックします。

2.表示されるチャットに指示を入力します。

ページを移動してもチャット画面は固定表示され、どのページからでも操作可能です。
4. Sidekickの制限事項
Shopify公式で明記されているSlidekickの制限は以下の通りです:
・マーチャントに代わってカスタマーサポートとのやり取りは不可
・他マーチャントのデータにはアクセス不可
・マーチャントの許可なくストア内容を変更することは不可
・会話履歴は最新10件まで保存。制限に達すると、古い会話は自動的に削除
・ストアのテーマや商品リストの画像は編集不可
詳しくはこちらをご覧ください。
また、実際に操作 & SlideSickと会話してみて得た制限事項には下記のようなものがありました。
・時間指定での自動操作は不可(例:「〇〇時に〇〇を作成して」等)
・CSVアップロード不可
・分析対象は「実売上」のみ(テスト注文は分析対象外)
これらの制限事項を踏まえたうえで、以降、実務に使えそうな使用例を3つご紹介します。
5. 活用TIPS:実務に役立つ3つの使用例
使用例①:標準レポートにない売上分析の自動実行
Slidekickでは、ShopifyQL(Shopify Query Language)という専用クエリ言語を使用し、複数のデータテーブル(売上、顧客、商品など)を組み合わせたリアルタイム分析が可能です。
これにより、標準レポートの枠を超えて、ビジネスの実情に合わせた詳細分析が実現できます。 チャットで指示を出すだけで、欲しいデータをリアルタイムで抽出・可視化してくれるので、日々の分析業務の効率化に大きく貢献します。
どんな分析が出来る?
Sidekickに「どんな売上分析ができますか?」と尋ねたところ、以下のようなテーマを提案してくれました:
・商品別のリピート購入率分析
・価格変更による売上影響の可視化
・顧客の購入間隔パターン分析
・単価帯ごとの売上構成分析
・季節ごとの売上トレンド変動の可視化
実践:季節別の売上トレンドを可視化してみた
今回は、上記の中から「季節別の売上変動トレンドを分析して」とSidekickに依頼してみました。
すると、以下のようなプロセスでレポートが生成されました。
・年間の月別売上を時系列で集計
・ピーク時期(例:6月、12月など)を自動でハイライト
・季節ごとの売上変動の要因や傾向についてのテキスト解説
生成されたレポートは「保存」してストックすることも、「破棄」して一時的に確認することも可能です。

データを取得するまでの工程を、チャット1つで完了できるのは大きな時短効果ですね。
また、Sidekickはレポート内容に基づいて、次のアクションを提案してくれます。
添付例では、「夏6月ピークを活かした広告キャンペーン提案」等があがっていますね。 このように、単なる数字の表示にとどまらず、施策提案までサポートしてくれるのがAIアシスタントの強みです。
使用例②:月間売上ランキングで自動コレクション生成
「月間売上TOP商品」をもとにした人気商品コレクションの作成・反映作業は、これまでShopifyの標準機能では対応が難しく、多くのマーチャントが有料アプリの導入や手動作業に頼っていたのではないでしょうか。 そんな煩雑な作業も、Sidekickを活用すればわずか数秒で完結します。
実践:「20XX年X月の売上TOP5商品でコレクションを作成して」と依頼してみた
Sidekickにこのように入力するだけで、該当期間の売上データをもとに自動で商品を抽出し、コレクションが生成されます。
チャット内のプレビューボタンから、コレクション内容を確認することが可能です。
そのまま「保存」ボタンをクリックすれば、コレクションが即時ストアに反映されます。


実務での活用シーンは?
自動生成されたコレクションは、さまざまな販促・マーケティング施策に活用できます。
・トップページに「今月の売れ筋ランキングTOP5」として掲載
・SNS(Instagram、Xなど)でURL付き投稿によって拡散する
使用例③:ブログ記事の自動生成
最後は、ブログ作成作業の自動化です。
コレクション作成の時と同様に、Sidekickに「〇〇に関するブログ記事を作成して」と依頼するだけで、見出しと本文を一瞬で作成してくれます。
実践:「〇〇コレクションのお知らせを行うブログ記事を作成して」と依頼してみた
「サマリー → ランキング内容 → おすすめポイント 」という構成で下書きを自動作成してくれました。
内容はその場で編集可能で、保存ボタンをクリックすることで即時反映されます。

AIが下準備を済ませてくれることで、マーチャントは「伝えたいこと」の微調整に集中できます。
社内での情報発信のスピードアップにもつながります。
6. 番外編:Sidekickでは対応が難しかったケース 〜 メタオブジェクトへの一括登録 〜
便利な機能が多いSidekickですが、実際に使用してみて「現時点では難しかった」と感じたケースをご紹介します。
ケース:既存のメタオブジェクトにデータを一括インポートする たとえば、あらかじめ定義されているメタオブジェクトに対して、複数のエントリーデータをCSVファイルなどから一括登録できたら、非常に効率的ですよね。
そこで、Sidekickに対してこの作業を試みたところ、以下のような制限が確認されました。
・CSVやExcelなどのファイル添付には非対応
・チャットで直接データを貼り付ける形であれば、エントリー追加は可能
※ 1件ずつプレビュー→保存操作が必要となり、手間がかかる(また、データ件数に応じて処理時間も増える)

Sidekickはあくまで軽微なデータ操作やアシスタント的作業に特化した設計であり、大量データの一括処理には不向きなようです。
7. まとめ
今回は、Shopify Editions|2025年夏 から日本のストアでも使用可能になった「Sidekick」の概要と、実務に役立つ使用例について解説しました。
優れたレポート分析機能や、チャットベースの直感的な操作性を活かせば、日々の「作業」に追われる時間を減らし、「戦略」に集中できる環境をつくることができます。
Sidekickは、EC運営における頼れるパートナーとして、今後ますます存在感を高めていくでしょう。
このタイミングでSidekickを活用してAIを味方にしたストア運営を始めてみませんか?
8. 参考
https://www.shopify.com/jp/editions/summer2025#marketing
著者:さかもっちゃん
弊社では、ECサイトのリプレース案件から、Shopifyカスタムアプリ開発、保守案件に至るまで、EC中心にプロジェクトの質にこだわり、お客様に笑顔になってもらえるよう日々邁進しております。
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