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Shopifyの定期購買アプリでマイページを差別化!他社に差をつける!

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25.04.21

1. はじめに

Shopifyで定期購買アプリを導入し、マイページを使いやすくカスタマイズすることは、

ユーザーにとっての選択肢を広げ、利便性や満足度を高めるうえでとても効果的な方法になります!

また定期的な売上を生み出せるしくみを作ることで、ECサイトの運営をよりスムーズで安定したものにすることを目指せます!

本記事では、実際の定期購買アプリを使用した構築経験をもとに、定期購買アプリとマイページの連携によって実現できることや、他のショップと差をつけるための工夫やTIPSをご紹介します。

読み終える頃には、すぐに使えるヒントが見つかるかも?

よかったら最後までお付き合いください!

1.1 記事について

この記事では、Shopifyで定期購買アプリを活用しながら、マイページをより便利でわかりやすくカスタマイズする方法についてご紹介していきます。

他社との購入体験に違いを生み出しましょう!

実際の現場で得た知見を交えながら、”どうすればユーザー体験をより良くできるのか?”という視点で、カスタマイズのポイントをわかりやすくお伝えできたらと思います!

1.2 記事の対象

この記事は、ShopifyでECサイトを運営している企業や個人の方で、

日々の業務の中で「もっと便利に、もっと効率的に運営したい」と感じている方を対象にしております。

特に、「サブスク型のサービスを始めたい」「定期購買まわりの体験をもっと良くしたい」と考えている方には、きっと役立つヒントになると思います!

「サブスクって何から始めればいいかわからない」「すでにやってるけど、もっと改善したい」そんな方にもぴったりの内容です!

1.3 記事を読み終えるまでの時間

この記事は、おおよそ20分ほどで読み終えられるボリュームになっています。

読み進める中で、どんなカスタマイズができるのかが具体的にイメージできるようになり、「これ、自分のショップでもやってみようかな!」と思えるヒントを提供できる様に考えてます!

2.定期購買アプリの基本機能

2.1 定期購買アプリとは?

「定期購買アプリ」は、日本の企業である株式会社ハックルベリーが提供している、Shopify専用のアプリです。

このアプリを使うことで、商品を自動で定期購入できるサブスクリプション型のサービスを、簡単に導入・運用することができます。

たとえば、コーヒーやお水、シャンプーといった「なくなったら困る」日用品や、サプリメント・プロテインなどの継続利用が前提の商品にぴったりです。

あらかじめ購入間隔や数量を設定しておけば、ユーザーは毎回の注文手続きをする必要がなく、自動で商品が届く仕組みを提供できます。

さらに、以下のような操作もユーザー自身で行える柔軟な管理画面が用意されています:

・お届け周期の変更

・購入のスキップ

・契約の一時停止・再開

・定期商品へのクーポン適用 など

こうした機能が整っていることで、ユーザーにとっては便利で続けやすく、事業者にとっては継続率アップや解約防止につながる大きなメリットがあります。

そしてもう一つの安心ポイントが、日本企業が提供しているという点

サポートはすべて日本語で対応してもらえるため、英語のやり取りに不安がある方でも安心して導入できます。

※1点注意点ですが、上記のカスタマイズを行うためにはエンタープライズプランへの加入が前提となります。

2.2 Shopifyのマイページと連携するメリット

この「定期購買アプリ」は、Shopifyのマイページと組み合わせて活用することで、さらにユーザー体験を高めることができます。

たとえば、マイページ内に定期購買の情報をまとめて表示することで、以下のようなメリットがあります:

・契約中の商品や数量、次回お届け予定日の確認

・配送サイクルや支払い情報の変更

・スキップ・一時停止・再開などの手続き

・ディスカウント、クーポン適用・確認

・ユーザー情報の確認・編集

こうした情報が一つの画面に整理されていることで、ユーザーは迷わずに自分で操作できるようになり、サポート対応の手間も減らせます。

さらに、マイページはストアのデザインに合わせてカスタマイズできるため、定期購買情報も自然な形で溶け込ませることが可能です。

ブランドの世界観を壊さずに、プロフェッショナルな印象を維持できるのも嬉しいポイントです。

つまり、マイページと連携することで、

・「ユーザーの満足度向上」「ブランド体験の強化」「運営コストの削減」という3つの価値を同時に実現できるのです。

3.マイページのカスタマイズのポイント

定期購買サービスを提供する上で、マイページの設計はとても重要です! ただ情報を表示するだけでなく、「見やすく」「操作しやすく」「安心して使える」構造にすることで、ユーザーの利便性が向上し、解約率の低下にもつながります。

ここでは、マイページのカスタマイズで特に意識したい3つのポイントをご紹介します。

3.1 利用者情報の表示

マイページでまず重視すべきなのは、利用者が自分の情報をひと目で確認できることです。以下のような情報を整理して表示するのがおすすめです:

・登録されている氏名・メールアドレス

・お届け先住所と支払い方法

・購入履歴や注文ステータス

・契約中の定期購買商品の内容

これらの情報がシンプルなレイアウトで一覧表示されていることが、ユーザーの満足度につながります。

「どこに何があるかすぐ分かる」という安心感が大切です。

3.2 定期契約の更新機能

ユーザーがマイページ上からお届け頻度や数量を変更できるようにしておくことも、非常に重要です。

たとえば、

・「毎月1回」から「隔週」に変更したい

・一時的に配送をスキップしたい

・次回のお届け商品を変更したい

・発行されたクーポンを使用したい

といったニーズに柔軟に対応できるUIを用意しておくことで、「継続しやすい仕組み」を提供できます。

これらの操作をユーザー自身で簡単にできるように設計することが、離脱防止にも直結します。

ただサービス設計も絡むのでユーザー体験を守りつつ対応していくことが必要です!

あまりスキップされてしまっていると売上に繋がらなかったりしますので…。

3.3 利用者ビューを最適化するUI/UXの重要性

定期購買は、ユーザーが「続けたい」と思える体験設計がカギです。

そのためには、UI/UXの視点でマイページを最適化することが必要です!

・スマホでも見やすくタップしやすいレイアウト

・カートの動きが直感的にわかりやすく(なにがいくつ?)

・情報のグルーピング(契約情報/配送先/支払いなど)

・状態を視覚的にわかりやすく伝えるラベルや色分け

といった工夫を取り入れることで、

直感的で気持ちのよい操作体験をユーザーに提供しましょう!

ポイントは

『使いやすさ=継続率の高さと考えて、細部まで意識したUI設計を!』

です!

4. 実際のカスタマイズ例

では実際に、どのような形でマイページがカスタマイズされているのか、具体的なケースを見ていきましょう。

ここでは「アプリを使ったシンプルな導入事例」と「業態に合わせた専門店のカスタマイズ例」の2つをご紹介します。

4.1 Shopifyアプリを使用したケーススタディー

ハックルベリー社の「定期購買アプリ」を導入し、Shopifyのテーマに沿ってマイページを軽くカスタマイズした事例では、以下のような構成が採用されています:

・マイページに「定期購買一覧」セクションを追加

・各契約情報(商品、配送頻度、次回日程)をリスト表示

・「スキップ」「変更」などの操作ボタンの実装

アプリが提供している管理画面の機能を活かしながら、

ブランドのデザインに合わせた表示スタイルに調整することで、

ユーザーの混乱を避けつつ機能を統合することに成功しています。

特にユーザーの解約操作に対する抑止バナー表示機能をカスタマイズを行なっておりますが継続に一役買っています!

4.2 専門店のカスタマイズシナリオ

サプリメントやオーガニック食品を扱う専門店では、

「ユーザーごとにおすすめ商品の提案」や「購入履歴に応じたメッセージ表示」など、より一歩踏み込んだマイページ設計が求められることもあります。

このようなケースでは、

・定期購買の内容に応じたパーソナライズ表示

・次回配送内容のカスタマイズ機能

・契約内容と連動したおすすめ商品の表示

といった、より高度なカスタマイズが必要になりますが、

これによりユーザーの満足度やブランドへのロイヤルティを高めることが可能です

こうした要件にも、技術的な実現性やご予算、運用面も含めて総合的に判断し、最適な形でご提案・対応することが可能です

「うちのショップでもできるかな?」「どこまでカスタマイズできるんだろう?」といったご相談も、ぜひお気軽にお問い合わせください。

5. Shopifyで定期購買マイページを構築するためのベストプラクティス

最後に、定期購買マイページを成功させるためのポイントを、ベストプラクティスとしてまとめておきます。

使う人の視点に立つこと:とにかく「自分だったらどう感じるか?」を想像して設計しましょう。

最低限の導線はワンクリックで完結できる設計に:スキップ・変更・解約などはシンプルかつ明確に。

ブランドデザインとの調和:アプリのUIだけに頼らず、自社テーマと馴染ませる工夫を。

スマホ表示を必ずテスト:モバイルファーストの視点で最適化されているかどうかは超重要。

日本語サポートがある安心感を活かす:ハックルベリー社提供のアプリなら、日本語での問い合わせ対応ができるという安心感も大きなポイント!

まとめ

Shopifyの定期購買アプリは、ユーザー体験とブランドイメージの向上に活かせる重要なツールです。

カスタマイズにより、個々のECサイトにあわせたゆるやかなマイページ構築を実現しましょう!

著者:Miyazawa

弊社では、ECサイトのリプレース案件から、Shopifyカスタムアプリ開発、保守案件に至るまで、EC中心にプロジェクトの質にこだわり、お客様に笑顔になってもらえるよう日々邁進しております。

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